喜多川 歌麿 (1753-1815)
安暦3年(1753)江戸に生まれ、鳥山石燕のもとで画法を学ぶ。初期の頃は役者絵や花鳥、美人画を主に描いた。しかし、それほど人気を得ることができず、やがて知名度の高い町娘や吉原の花魁などを題材にし始める。独特で写実的な技法をもった歌麿の優雅な作風は大変な人気を博した。顔に焦点をあてた「大首絵」などは、彼が描き始めた技法のひとつである。その評判は江戸中に及び、多くの絵師がその技法を模倣した。その絵の多くに歌麿の署名があるのは、それら模倣品と区別をするためだった。
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